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オールシーズン活躍してくれる定番トレンチコート7選

気候がだんだん秋に近づいてくると、服装を選ぶのも難しくなってきますよね。そんな時期に活躍してくれる人気のアウターこそトレンチコートです。素材によってはさらっと羽織っても暑苦しくないうえに、少しかっちりした印象も与えられてビジネスシーンでも大活躍してくれます。今回は、そんなトレンチコートの生地ごとの特性や、選ぶときに注意したいポイントをご紹介していきます。

◎生地の特徴

トレンチコートが元々軍服として作られたというのは有名な話ですよね。そのため、本来のトレンチコートは撥水性や防寒性をもたせることを前提に重厚に作られていました。一方、現在ではファッション性の高いものも年々生み出されており、そうした機能よりもむしろ軽やかさを重視した作りのトレンチコートもあります。
では、素材ごとの特徴を見てみましょう。

1.コットン




イギリスの老舗ブランドバーバリーが使用している「ギャバジン」は光沢とハリがあり美しいシルエットをキープするために高密度で織られたコットンです。高い撥水性と耐久力が持ち味で、高級感のある見た目です。
一般的なコットン100%生地の中にはハリがなくシワが付きやすいので扱いが難しいものもありますが、その場合は天然素材ならではのナチュラルな質感が楽しめます。
 →フォーマルな場には高密度コットン織がおすすめ

2.コットン+ポリエステル


コットンと化学繊維のポリエステルを合わせた生地は、ほどよいハリと光沢感があります。コットン100%のものよりもシワになりにくく、比較的安価で手に入れられることもポイントです。
春や秋に使用する羽織ものとしても使用しやすい生地と言えるでしょう。
 →お手入れがなるべく簡単なものがいいという方におすすめ

3.ウール



高級な製品の場合は、使用している動物繊維(カシミヤなど)が細いため落ち着きのある光沢が生まれます。一方、繊維が太いものは表面がザラッとしていて撥水性や耐久性に優れているものが多いです。
動物繊維が使用されているため、重みがあり熱をしっかり服の内側に閉じ込めることができます。
 →冬用のコートとしての利用がおすすめ。手入れを小まめにするのが苦にならない方向け。

4.ナイロン


マットな質感でカジュアル、スポーティーな印象を与えることができます。その一方で、スカートのようにひらひらした素材なのでシルエットが細身なものや、着方によってはドレッシーな印象にもなります。お手入れがしやすいので、気軽にトレンチコートを羽織って出かけられます。

5.サテン



「テロンチ」などに使用されているしなやかで光沢感のある生地です。ナイロンと同じく薄手なので、春先や秋の初めの羽織などに利用するのが適切です。

トレンチコート選びの際に注意したいつのポイント


1.コートの丈


コートの丈は、長いほどフォーマルな印象になると言われています。一般的には膝の丈より上にするか下にするかを決めて、サイズ感を調整していくと良いそうです。また、コートの着丈は個人の体格や身長に左右されるので、実際に腕を通して試着をすることが大切です。ネットで購入する場合は、ブランドのサイズの目安を見たり、ユーザーレビューで自分と同じくらいの身長の人の着丈をチェックすると良いでしょう。冬物のコートを選ぶときは、コートの下に厚手の服を着ることを想定してサイズ感に余裕のあるものを選んだほうが後々困らないそうですよ。

2.ボタンの見え方


トレンチコートのボタンには、フロントボタンが一列に並んでいる「シングル」、二列に並んでいる「ダブル」、そしてフロントの部分を重ねることでボタンが外側から見えないようになっている「比翼仕立て」と大きく分けて3つのタイプがあります。ダブルボタンが主流ですが、よりフォーマルな印象を与えたい時は比翼仕立て、よりカジュアルに着こなしたい場合はシングルを選ぶと良さそうです。また、トレンチコートは最近手頃な値段のものが多いですが、ボタンの質に値段が現れやすいので注意して選びましょう!

3.生地の厚さ


トレンチコートの生地は、薄手のものから順に一重、ライナー(取り外し出来る裏地)付き、裏地付きなどがあります。生地そのものの特性にもよりますが、やはり後ろに挙げたものほど防寒性が高いです。ライナー付きのものは、春秋と冬で兼用できるので最近人気が高まっているようですね。

4.ベルト


昔からあるデザインのトレンチコートは、太めのベルトにバックルが付いています。前を閉じて着ると特にフォーマルな印象を与えます。一方、細めのベルトの場合はエレガントな印象を与えます。前を開けて着る場合は、後ろで結んでしまうのがスマートです。また、その中でもリボン結びができる長めのベルトを備えたものがありますが、そちらは可愛らしい印象を与えます。ウエストマークにもなるので、スタイルアップ効果が期待できます。

5.柄や色


着回ししやすく、オフィスでもプライベートでも使えるのはベージュ、ネイビー、グレー、カーキ、黒などの落ち着いた色です。ただし、インナーや小物もすべて黒やネイビーの場合は、重たい印象になってしまうのでベージュや明るめのカーキを選ぶなどしてバランスをとりましょう。

メンズ-フォーマルな印象を与えるコート-Bonibos /Men’s Trench Coat


ウール混の素材のため暖かく、スリムなシルエットのデザインが特徴のトレンチコートです。USサイズ基準なので少しサイズ感は大きめですが、肩幅、袖、身幅、着丈などが明記されているので自分の体に合ったサイズを選ぶことができます。襟の形やダブルボタンの並びはクラシックでビジネスマンの冬用の一着としても使えそうですね。また、ブラックとキャメルという人気の定番カラーが用意されているので自分の手持ちの服に合わせて選ぶことができます。

メンズ -London Fog/ Men’s Iconic Trench Coat


アメリカの人気ファッションブランド、ロンドンフォグ(London Fog)のトレンチコートです。もともとレインコートで有名な会社なので、手がけた製品の撥水性には定評があります。こちらは69%ポリエステル、31%ナイロンという化学繊維で作られたコートで、軽くてなめらかな肌触りが特徴です。ベルトや胸当てがついていてベーシックなデザインですが、生地の柔らかさによってカジュアルな印象にもなります。 取り外しができる裏地付きなので、気温に合わせてコートの防寒性を調節することができるのも嬉しいですね。

メンズ-Hart Schaffner Marx/ Men’s Burnett Trench Coat


1887年創業のアメリカの老舗ブランドによるトレンチコートです。スーツが主力商品のブランドのため、スーツに合わせやすいしっかりとした作りになっています。生地は、60%がコットン、40%がポリエステルで程よい光沢感がありシワもつきにくくなっています。コートの前を閉じるとウエスト部分の絞りがきいているので非常に洗練されたシルエットが完成します。裏地が取り外せるため、秋~春まで活躍の機会がありそうです!

メンズ-Tommy Hilfiger/ Men’s Hooded Rain Trench Coat


クラシック・アメリカン・クールなスタイルで日本でも人気のあるブランドによる、レインコートを兼ねたフード付きのトレンチコートです。
100%ポリエステル素材のため撥水性が高く、自宅の洗濯機で洗えるのは嬉しいですよね。フードは取り外し可能で、TPOに合わせた着こなしが可能です。

レディース-EORISH/Women British Double Breasted Slim Long Trench Coat Windbreaker


細身のシルエットが特徴のロングトレンチコートです。色は黒、ベージュの他に上品なワインレッドを加えた3色で、程よく華があるデザインとなっています。軽やかな生地は肌寒さの残る春や秋の上着としても最適です!
手頃なお値段で手に入るベーシックなトレンチコートは、オフィス用にもプライベート用にも一着は持っておきたいですね。

レディース冬用-Escalier/Women’s Wool Trench Coat


素材は50%がウール、50%がポリエステル、さらに裏地付きの防寒性が高いトレンチコートです。ロング丈で前をしっかり閉じることができ、写真のように襟を立てて着ることもできるので、風が入り込むのもきっちり防いでくれます。細身のデザインですが、冬はコートの下にたくさん着込むという方でも安心のUS基準サイズです。

レディース-Allegra K/Women’s Long Jacket Notched Lapel Double Breasted Trench Coat


ベーシックなデザインでありながら、カジュアルなシーンでも利用しやすい膝上丈のトレンチコートです。裏地付きで暖かく、内ボタンも付いているのでしっかり風を防ぐことができます。黒とグレーはどんなスタイルにも合わせやすく、鮮やかなレッドとライトブルーは無彩色になりがちな冬の装いを華やかにしてくれます。

◎まとめ

トレンチコートと一概に言っても、生地、デザイン、機能などに違いがあることがわかります。自分に今必要なトレンチコートはどんなものか、クローゼットの中身と照らし合わせて考えながら選んでいただける機会になったら幸いです。

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