ウォーキングについて調べると、「1日1万歩を目標にすると良い」という情報をよく見かけますが、1万歩とはどの程度なのか?わかりませんよね。「歩数計」というアイテムを使うと、日々どれくらい歩いたかを把握することができます。
これにより、なんとなくウォーキングから、目標を定めた効果的なウォーキングに変化させることが可能です。今回はそんなウォーキングのサポートアイテム「歩数計」について、おすすめの商品情報を交えてご紹介します。
歩数計とは?
読んで字のごとく、歩数を数えるためのアイテム・ツールです。「万歩計」を思い浮かべる人もいるかと思いますが、同じものです。万歩計は山佐時計計器株式会社(YAMASA)によって商標登録されているため、ほかの企業の商品は「歩数計」と呼ばれています。歩数計の種類
歩数のカウントは、専用の機器(いわゆる歩数計、万歩計)、時計型、携帯アプリの3つで可能です。まずはそれぞれの特徴をご紹介します。歩数計
小型の機器をベルトに付けたり、ポケットやカバンに入れて計測するタイプです。歩数計の中にも、振り子式と3D加速度センサー式の2種類に分かれます。・振り子式
振り子式は、歩数計の原点。歩く時の身体の上下の振動で歩数を計測するシステムです。構造がシンプルなこともあり、安く購入できる点がメリットである一方、腰に付けていないとうまく上下振動を拾えず、カウントされないというデメリットもあります。・3D加速度センサー
3D加速度センサー式は、上下に加え「前後、左右」の振動も計測できるタイプです。振り子式に比べると価格が高いですが、より正確な計測が可能な点と、腰以外、ポケットやカバンに入れていても計測ができる振り子式の進化系です。今は3D加速度センサー式が主流です。計測したい時のみの利用なので、とにかく安いものが良いという人は、振り子式。学校や会社に行っている時含め、1日トータルで計測したい人は3D加速度センサー式がおすすめです。防犯ブザー付きの商品もあるので、小さな子や女性のバッグに防犯対策の意味も込めて付ける、という使い方もできます。
時計型
腕時計に歩数計機能が付いているものです。スポーティーなモデルが多く、ウォーキングに限らず、ランニングや自転車に乗っている時にも使えます。防水性能が高いものも多く、スイミングでの使用ができるなど、用途は多岐にわたります。最近のもので言えば、Apple Watchに代表される「スマートウォッチ」にも歩数計機能が内蔵されています。GPSを内蔵していて位置情報の取得が可能、歩行ルートを地図に表示したり、音楽が聴けたりと、もはや腕時計の領域をはるかに超えているような商品もあります。性能が良いだけでなくデザイン性にも優れているので、普段使いの腕時計としても十分に魅力があります。
しかし、歩数計に比べると価格が数段高いです。腕時計に興味がなく、今の生活の中に歩数計機能を追加したいだけの人にとっては高価過ぎると感じるかもしれません。また、充電式のモデルも多く出ていますが、数日~1週間程度でバッテリーが切れてしまうので、こまめに充電も必要です。
携帯アプリ
スマホのアプリを使い計測するタイプです。現代人のほとんどが、肌身離さず持っているスマホにインストールするだけなので、買いに行く必要がなく、無料アプリも多いのでお財布にも優しい。その手軽さは大きなメリットです。一方で、スマホを使いこなせない世代の人や、今時大きなスマホが多いので、運動する時に持っていたくない人にとっては、あまり縁がない機能かもしれません。ここからは、歩数計、時計型、携帯アプリ、タイプ別おすすめ商品ランキングをご紹介します。
シンプルで使いやすい歩数計ランキングを見る
スマートウォッチ・時計型歩数計ランキングを見る
おすすめ無料スマポアプリランキングを見る
シンプルで使いやすい歩数計ランキング
ウォーキングの時の利用がメインで、シンプルな構造のものを安く購入したい人におすすめ。3位 山佐(YAMASA)万歩計 MK-365LS
参考価格 | 742円 |
本体サイズ | 幅:55.4mm×奥行:33.4mm×高さ:13.5mm |
本体重量 | 22g |
2位 タニタ(TANITA)3Dセンサー搭載歩数計 FB-736-PP
参考価格 | 1,900円 |
本体サイズ | 幅:14.1mm×奥行:36.5mm×高さ:86.5mm |
本体重量 | 32g |
1位 オムロン(OMRON)WellnessLink HJ-326F
参考価格 | 3,779円 |
本体サイズ | 幅:57mm×奥行:42mm×高さ:13mm |
本体重量 | 23g |
スマートウォッチ・時計型歩数計ランキング
日々時計を着用する習慣がある人や、ウォーキング以外にもさまざまなスポーツをする人におすすめ。ユニセックスで利用できるものをランキングにしています。3位 GARMIN(ガーミン) VIVOFIT3
参考価格 | 9,481円 |
本体重量 | 26g |
2位 HUAWEI(ファーウェイ) BAND 3 Pro
参考価格 | 12,830円 |
本体重量 | 27g |
1位 Fitbit(フィットビット)Versa FB505SRGY-CJK
参考価格 | 25,897円 |
本体重量 | 36g |
おすすめ無料スマポアプリランキング
ウォーキングやランニングする時にも携帯を持っている人におすすめ。3位 Walker 歩数計
出典:”https://itunes.apple.com/jp/app/walker-歩数計”
日本ヘルスケア&フィットネス部門で1位の無料アプリ。名前にも表れていますが、シンプルでわかりやすいデザインが好評を得ています。日々の歩数、歩行距離、消費カロリーの記録と週ごと月ごとのデータの統計が数値と円グラフで表示され、とても見やすい設計です。容量もとてもコンパクト。わかりやすくて使いやすいもの重視の方におすすめです。
対応OS | iOS10.3以降、Android4.0以上 |
サイズ | 9.6MB |
評価 | 4.1(無料アプリ) |
2位 歩数計Accupedo
出典:”https://play.google.com/store/apps/”
人気のアプリとして常連のアプリ。電力や感度、歩幅など初期設定で自分仕様にカスタマイズが可能です。感度が良すぎると歩行以外のちょっとした動きも測定してしまい、集計の信頼性に欠けてしまいます。そこでこのアプリには、一定の歩数を超えたらカウントを開始するという仕組みがあります。また、Apple Watchとの同期も可能。3位の「Walker 歩数計」とは逆に、自分のこだわりを見える化したい人に向いているアプリです。
対応OS | iOS11以降、Android端末により異なる |
サイズ | 51.4MB |
評価 | 4.3(無料アプリ) |
1位 歩数計Maipo
出典:”https://play.google.com/store/apps/”
ロングセラーで評価も非常に高いMaipo。ひと月の歩数をカレンダー画面で日ごとに確認できる機能が特徴です。省電力バッテリーなので、1日中起動していても充電を気にする必要はありません。画面をTwitterやLINEで共有することができるので、1人での利用はもちろん、家族や友人、恋人間で一緒に使うこともおすすめです。シンプルですが多機能で精度が良く、省エネ、使い勝手の良さは文句なしの1位です。
対応OS | iOS9.3以降、Android4.4以上 |
サイズ | 40.4MB |
評価 | 4.5(無料アプリ) |
まとめ
いかがでしたか?少し昔は歩数計と言うと腰付けするタイプが主流で、どこかシニア向けの商品という印象もありましたが、今はさまざまな形で、とても身近に存在しています。ただ歩数を計測するだけでなく、防犯機能が付いていたり、音楽が聴けたりと、歩いている時間をトータルに考え、デザインされています。日々の生活に歩数の意識を取り入れてみませんか?「今日は時間があるから、1駅手前で降りて歩いて帰ろう」と、自然と健康に気が向くようになりますよ。この記事がみなさまの歩数計選びの参考になれば幸いです。