スポーツ・アウトドア

サイクルライフの可能性を大きく広げる輪行!おすすめの輪行袋とは?

鉄道・フェリー・飛行機などの公共交通機関を利用して旅先にロードバイクを運び、サイクルライフと旅を同時に楽しめるのが輪行(りんこう)です。サイクルライフの可能性を大きく広げる輪行は非所に魅力的ではありますが、ロードバイクをそのまま公共交通機関に乗せる訳にもいかないので輪行の際にはロードバイクを収納する輪行袋の使用をおすすめします。

しかし多くの輪行袋が販売されているため「輪行はしたいけど、おすすめの輪行袋かわらない!」と悩む人は少なくないのではないでしょうか?事実、輪行袋は使い方に合わせたおすすめのタイプがあるので、輪行袋のタイプや使用時の注意点などを含めながら使い勝手の良い輪行袋や口コミ評価の高い輪行袋を紹介していきます。

憧れの輪行を実現する自転車のキャリーバック!輪行袋の失敗しない選び方とは?

輪行袋を選ぶ際にはロードバイクの収容方法・使用時のサイズ・使い勝手の良さ・輪行袋の素材や色などが「自分の輪行スタイルにマッチしているか」が重要なポイントとなり、使用条件によっておすすめの輪行袋は異なります。

輪行袋は3つのタイプに分けられる

ロードバイクを持ち運べる輪行袋はバイクの収納方法別に次の2種類、3タイプに分けられます。

・前輪を外して収納する輪行袋

前輪を取り外して収納する輪行袋で、最も簡単に利用できる点がおすすめの輪行袋だと言えます。しかし使用時のサイズが大きくなるため携行性が良くないうえに「鉄道への持ち込みができない」というデメリットがあります。車での移動時に活躍する輪行袋だと言えるでしょう。

・両輪を外して収納する輪行袋

前後のホイールを外して収納する輪行袋で、公共交通機関を利用する輪行に使用できる点がおすすめの輪行袋です。バイクフレームを固定する向きで縦型と横型の2タイプに分けられます。

●縦型輪行袋
フレームをたてた状態で収納するのでコンパクトでバランスが良く携行性が高いので、女性ライダーにも人気が高くおすすめのタイプです。収納時は各パーツの保護が必要となり収納の作業性が若干劣るのと、接地面積が少なく安定性に欠けるので鉄道の手すりなどに紐で固定する必要があります。

●横型輪行袋
フレームを上下逆さにして収納するのでサドルが接地することで安定性が生まれ、縦型よりも揺れに強く輪行袋として広く利用される程人気がある点でおすすめのタイプです。フレームが横置きとなるため携行性は若干劣ります。

輪行袋のサイズや使い勝手の良さ、素材や色

輪行袋は大きなサイズの方が取り外すパーツが少なくて済むので作業性が向上しますが、JRの規定では3辺の合計が250cm以内(長さ2mまで)に収まるものしか車内に持ち込むことができません。輪行には両輪を外して収納する縦型や横型の輪行袋がおすすめだと言えるでしょう。

輪行袋にバイクを収納するのは意外と手間がかかるものです、特に取り外したホイールの固定は骨が折れるので、ホイールバックと呼ばれるホイールを収納する袋が付いているものが作業性も高くおすすめです。

輪行袋はバイクサイズにフィットするように作られているのもが多く、収納のコツを掴むまでは出し入れに手間取りますので、伸縮性のある素材が人気も高くおすすめです。

愛車を持ち運ぶ旅ですからお洒落な色の輪行袋を選びたいものですが、バイクの出し入れを行う際にチェーンのオイルで輪行袋を汚してしまうのは避けられないので、カラフルな色はおすすめできません。

実用性を考えると汚れの目立ち難いブラック系の濃い色合いで防水加工が施されているものがおすすめです。既に輪行を楽しんでいる多くのライダーにもブラックを中心とした色の人気が高い傾向にあります。

収納するバイク別の輪行袋の選び方やポイントとは?

一口に輪行袋と言っても輪行に使用するバイクが異なれば輪行袋の選び方も変わってきます。バイクに合わせた輪行袋の選び方を紹介します。

ロードバイクにおすすめの輪行袋とは?

ドロップハンドルやビンディングペダル、幅の狭いタイヤで長距離ライディングに適したスタイルのロードバイクで、輪行を行うライダーは多く同時にロードバイク用の輪行袋も多数存在します。

長距離ライディングを行う際に輪行袋の存在が邪魔になるとせっかくの輪行の魅力が半減してしまいます。ロードバイクで長距離ライディングを予定している人は、軽くてコンパクトに片付けられる輪行袋がおすすめです。

クロスバイクにおすすめの輪行袋とは?

フラットハンドルでロードバイクに比べると幅の広いタイヤのクロスバイクは、フィールドを選ばない高い走破性が人気のバイクです。

ロードバイクの輪行袋を転用できるモデルもありますが、ハンドル形状が異なるロードバイク用ではフラットハンドルのクロスバイクが収納できないケースもあります。クロスバイクの輪行袋かマウンテンバイク用の輪行袋を選ぶことをおすすめします。

折りたたみ自転車やミニベロにおすすめの輪行袋とは?

前輪を外して収納する輪行袋はロードバイクやクロスバイクの場合、鉄道への持ち込みができません。しかしコンパクトな折りたたみ自転車やミニベロであれば前輪を外して収納する輪行袋でも鉄道の車内持ち込みが可能となるので3タイプ全てのタイプの輪行袋をおすすめすることができます。

ロードバイクにおすすめの輪行袋3選

3位:TIOGA Cocoon (Pouch Type) BAR02800(参考価格:3,888円)

前輪を外してロードバイクを収納できる輪行袋ですので、鉄道の車内に持ち込めませんが車で輪行する人におすすめです。

収納の際に取り外すパーツが少なくてすむので気軽に輪行を経験したいビギナーに人気のモデルです。手軽に購入しやすい価格設定なので「とりあえず輪行経験をしてみたい!」という人にもおすすめできます。

2位:grungeキャリー(参考価格:7,344円)

鉄道の車内への持ち込みも可能な前後のホイールを外して収納する横型輪行袋ですが、取り外したホイールをフレームに固定する必要のないホイールバッグ付きで初めての輪行でも簡単に取り扱えます。

女性目線で開発された輪行袋なので携行性も確保した作りになっています。ビギナーからベテランまで幅広い人気を誇る完成度の高い輪行袋ですので全てのライダーにおすすめすることができる輪行袋です。

1位:サンワダイレクト輪行袋800-BYBAG001(参考価格:5,280円)

前後のホイールを外して収納する鉄道の車内への持ち込み可能な横型輪行袋ですが、別売りのエンド器具の使用で縦型輪行袋としても使用することができるフレキシブルさが人気の輪行袋です。

ナイロン素材は撥水加工が施されているのでクリーニングが簡単な点もおすすめできるポイントの1つですが、ロードバイクだけではなくクロスバイクにも使用できるので複数のバイクを持つライダーにおすすめできる輪行袋です。

クロスバイクにおすすめの輪行袋3選

3位: mont-bell コンパクト リンコウバッグ クイックキャリー(参考価格:6,000円)

バックパックなど数多くのアウトドアギアをリリースし続け、世界中から高い評価を得ているmont-bellの輪行袋です。筒状の輪行袋を前輪を外したクロスバイクに被せるだけで収納できるタイプですから、クロスバイクで気軽にアウトドアライフを楽しみたいライダーにおすすめの輪行袋です。鉄道の車内には持ち込めませんが、車やフェリーなどの移動中心の輪行ライダーに人気です。

2位:DOPPELGANGER DCB298-BK(参考価格:4,752円)

黒地にオレンジで描かれたペリカンが「丸呑みペリカンバッグ」の愛称を持つドッペルギャンガーの輪行袋の特徴をダイレクトに表すトレードマークです。伸縮性の高い素材で作られた輪行袋がビヨ~ンと伸びてクロスバイクを呑み込みビギナーでも収納が簡単な人気の輪行袋です。

内部は愛車が傷付かない様に起毛加工が施されているので、大切なクロスバイクを安心して収納できるおすすめの輪行袋、クロスバイクを愛する全てのライダーにおすすめです。

1位:OSTRICH L-100(参考価格:5,800円)

輪行袋のトップメーカーと言っても過言ではないほど高い人気を誇るオーストリッチ社の縦型輪行袋です。ロード・マウンテン・クロスの3タイプのバイク収納に対応しているマルチタイプの輪行袋だと言えるでしょう。ライディング中はドリンクホルダーに入れて携行できる軽量・コンパクトな輪行袋なので、クロスバイクでの輪行のお供におすすめです。

折りたたみ自転車やミニベロにおすすめの輪行袋3選

3位:BROMPTONころが~る ブロンプトン専用輪行バッグBPT29000021(参考価格:15,984円)

ブロンプトン専用に布製のスーツケースというイメージを持つデザインで開発されたもので、輪行袋に取り付けられたキャスターを利用してコロコロと引きながら移動できます。抜群の携行性で鉄道会社の持ち込み荷物の制約を気にすることなく愛車を持ち運べることから人気の高い輪行袋です。人気の高いプロンプトンを持つライダーの輪行をお洒落に力強くサポートするおすすめの輪行袋です。

2位:OSTRICH ちび輪バッグ(参考価格:5,292円)

数々の人気の高い輪行袋をリリースするオーストリッチの折りたたみ自転車用輪行袋です。全長を600〜850mmまで調整可能でなので12~20インチの折りたたみ自転車やミニベロに対応できます。ライディング時にはコンパクトに丸められるので折りたたみ自転車やミニベロライダーのニーズを満足させるおすすめの輪行袋だと言えるでしょう。

1位:DOPPELGANGER 輪行キャリングバッグ (参考価格:3,672円)

一般的な輪行袋は大径車の収納に対応するサイズで作られているため、小径の折りたたみ自転車やミニベロの収納には大きすぎ携行性が低下してしまいます。ドッペルギャンガーが小径車旅のために開発した「nivelo(ニベロ)」シリーズと共にリリースされている輪行袋は折りたたみ自転車やミニベロの収納に特化した輪行袋として開発され高い人気を得ています。

ビギナーも折りたたみ自転車やミニベロでの輪行を楽しめるように、よりコンパクトに効率的な収納を目指した箱型に近いデザインの輪行袋ですから初めて輪行に挑戦する方にもおすすめの輪行袋です。

まとめ

公共交通機関インフラが整った日本ならではのスタイルである輪行で、サイクルライフの幅を大きく広げるライダーは年々増加しています。輪行袋を手に入れることが輪行ライダーへの第一歩となりますので、輪行袋を手に入れて愛車と共に旅に出かけてみてはいかがでしょうか?

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