もし、自分で安く作れるとしたら、とても嬉しいですよね。燻製器を購入すれば、高い燻製食品を自分で安く作れます。ただ、今まで燻製器に触れたことのない方にとって、どういうものが良いのか、わからないですよね。
そこで、このページでは、燻製器の選び方から、おすすめの燻製器まで網羅的にご紹介していきます。ぜひ参考にしてみてください。
Contents
【初心者編】燻製器の選び方
一言で燻製器の選び方と言っても、家庭用やキャンプ用そして業者用までがあります。それぞれ選び方は違いますが、初心者の方にとって、細かすぎる選び方はかえて混乱させてしまう恐れがあります。はじめて購入するなら、この3つのポイントを抑えておけば、燻製器選びでは失敗しません。早速見ていきましょう。温度計付いているかどうか
燻製には、「冷燻」「温燻」「熱燻」3つの燻製方法があります。それぞれ適している食材と燻製後の味が違います。その3つの方法を使い分けて食材を調理していくことが燻製の醍醐味です。ただ、「冷燻」「温燻」「熱燻」を使い分けるには、温度管理する必要があります。冷燻は30度以下の温度を保ち、時間を掛けてゆっくりと食材の水分を抜いていく調理方法です。温燻は50度から80度くらいの温度で燻製を行う方法で、ベーコンやソーセージなどを燻製する際に良く使われます。
最後の熱燻ですが、80度から120度くらいの温度を一気に仕上げる方法で、燻製時間もっとも短くキャンプやBBQをする際に良く用いられます。このように、燻製はただ食材を燻すだけではなく、温度管理も重要です。
しかし、今まで燻製をしたことのない方にとって、燻製温度を管理するのがとても難しいことですよね。そこで、温度計のついている燻製器を選べば、調理が失敗しなくなります。
吊るし下げのバー付いているかどうか
燻製の原理は食材に煙を当てて、スモーキーな風味をつけることです。燻製後の食材をより美味しくするために、煙を均等に万遍なく当てる必要があります。ただ、一般的な燻製器は網掛け型で、食材を良いタイミングでひっくり返さなければならない。また、食材をひっくり返す時に、燻製器内の温度が下がってしまい、温度管理も難しくなります。しかし、食材を吊るして燻製すれば、煙は食材全体に行き渡り、簡単に美味しいものを作れます。
食材のサイズに合わせて燻製器を決める
3つ目のポイントは燻製器のサイズ選びです。良く作る食材、もしくはこれから作る予定の食材に応じて燻製器のサイズを選びましょう。当たり前だと思うかもしれませんが、燻製器が大きければ、温度を上げるための燻製チップの量も増えます。鶏やカモなどまる1羽ごと燻製する予定なら、大きいサイズの燻製器は必要ですが、普段お家でチーズやソーセージ、ベーコンなどの食材を燻製するのであれば、小さめの燻製器がおすすめです。もちろん、キャンプで大人数の燻製ものを作るなら大きめな燻製器が良いですよね。
【家庭用編】おすすめの選び方
初心者におすすめする3つの選び方をご紹介しましたが、加えて下記の2点を把握しておけば、自分に合った家庭用燻製器を見つけられます。煙は出るか
お家で燻製器を使う際に、最も気になるのが煙ではないでしょうか。部屋中に煙だらけで、匂いも付いちゃうし、火災報知器が誤作動する可能性まであります。そのため、できるだけ煙の出ない燻製器がほしいですよね。煙の少ないもしくは出ない燻製器であれば、鍋型やフィルター付きの燻製器を選ぶと良いでしょう。IH対応するか
燻製器の中に火が付けられた燻製チップを入れれば良いと思う方も多いですが、実は、燻製器内の温度を維持するために、ガスコンロなどで加熱する必要があります。 でも、IHなど火の出ないシステムキッチンを使っているご家庭もありますよね。そのような場合は、IH対応する燻製器を選べば良いでしょう。ただ、IH対応の燻製器は小型で鍋型のものが多いため、大きい食材の燻製には不向きです。それでも、大きい燻製器を使いたいなら、解決策としてガスコンロを購入するのがおすすめです。
【キャンプ用編】BBQに適した燻製器の選び方
キャンプする際に、BBQは必ずすると言っていいほど人気があります。BBQで焼いたお肉やソーセージはもちろん美味しいですが、女性に人気の燻製チーズなどがあれば、もっと嬉しいですよね。手軽に燻製できる燻製器を用意したら、キャンプはもっと楽しくなるでしょう。脱線してしまいましたが、キャンプ用燻製器の選び方についてご紹介していきます。初心者が抑えておきたい3つのポイントに加えて下記の内容もご参考頂ければと思います。
大きめのサイズを用意する
筆者のように1人でもキャンプに行く人はいますが、やはり大人数と行くのが一般的ですよね。大人数でワイワイ楽しむのが良いですけど、人数分のご飯を準備するのが結構大変。しかも燻製肉や燻製チーズなどが美味しくて人気あるため、量が少ないとすぐなくなってしまいますよね。そこで、一度多くの食材を燻製できる燻製器を用意しましょう。キャンプでの燻製なので、煙を気にする必要もないですし、大きめサイズの香房型燻製器や寸胴型がおすすめです。
収納しやく持ち運びの便利な物を
キャンプなどのアウトドアに行くのに、荷物がかさばるのは嫌ですよね。電車で行くにせよ、車で行くにせよ荷物をなるべく減らしたいのではないでしょうか。燻製器はあったら嬉しいものとして、必須なものではないので、できるだけスペースの取らないものがほしいと思います。そのような方は、収納しやすい香房型がおすすめです。また、鍋としても使える鍋型の燻製器も良いでしょう。
おすすめ家庭用燻製器4選
サーモス 保温燻製器 イージースモーカー ブラック RPD-13 BK
素材 | セラミック |
温度計 | なし |
IH対応 | いいえ |
吊るし下げバー | なし |
サイズ | 内径:22.5㎝ |
スモークポットCoro(コロ)
素材 | セラミック |
温度計 | あり |
IH対応 | いいえ |
吊るし下げバー | なし |
サイズ | 内径:23㎝ |
ソト(SOTO) スモークポットIH【温度計付き】
素材 | セラミック |
温度計 | あり |
IH対応 | はい |
吊るし下げバー | なし |
サイズ | 内径:24㎝ |
BUNDOK(バンドック) スモーク 缶 温度計付 BD-439 スモーク対応
素材 | スチール |
温度計 | あり |
IH対応 | いいえ |
吊るし下げバー | あり |
サイズ | 内径:25cm✕高さ:45cm |
キャンプ用おすすめスモーカー4選
[ユニフレーム] キャンプ 燻製器 インスタントスモーカー ロング 665978
素材 | ガルバリウム鋼板 |
温度計 | なし |
吊り下げバー | あり |
使用時サイズ | 250×250×400(高さ)mm |
収納時サイズ | 400×250×50(厚さ)mm |
DOD(ディーオーディー) CH5-504
素材 | ステンレス |
温度計 | なし |
吊り下げバー | あり |
使用時サイズ | 200×200×350(高さ)mm |
収納時サイズ | 350×200×70(厚さ)mm |
ホンマ製作所 (サンフィールド/SunField) 燻製 スモーカー スモークシェフ (スモークチップ付き) F-240
素材 | ガルバリウム鋼板 |
温度計 | なし |
吊り下げバー | あり |
使用時サイズ | 直径:248mm✕高さ:440mm |
収納時サイズ | 直径:248mm✕高さ:270mm |
キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG) バーベキュー BBQ用 大型燻製鍋 スモーク対応M-6548
素材 | 鉄、鋼 |
温度計 | なし |
吊り下げバー | なし |
サイズ | 390×310×195mm |